野山北・六道山公園

緑あふれる里山がこんな近いところにあった。
小川や田んぼを眺めつつ雑木林の中を散策すれば、
ここが東京であることを一瞬忘れてしまう。
青梅から里山民家へは都バスの柳沢駅前行(梅70)で「岸」下車、徒歩10分弱。

公園の入口に建つ「里山民家」。開園直後。庭はきれいに掃き清められていた。

里山民家の裏側は広い野原。ここから奥へ、六道山展望台まで遊歩道が続いている。

岸田んぼと呼ばれる水田もあり、この一帯で里山体験や自然とのふれあいを中心的に進めているとのこと。ボランティアや地元農家の手によって育成栽培されているという。

遊歩道に沿って細い小川が流れている。途中、池塘みたいな水辺もあった。

久し振りに見た「オオイヌノフグリ」。

雑木林の道もすがすがしい。

ここが本日の終着点。奥の煉瓦色の建物が展望台。

展望台から見た景色。条件がよければ新宿副都心のビルや富士山も見えるらしい。

桜が見頃。

とくに花見に対応した施設もないせいか、一帯は静か。

六道広場で開かれたクラブの花見食事会にしばし参加した。

昼過ぎ、里山民家に降りると、だいぶ人が増えていた。ほのぼのとした雰囲気がいい。

撮影時期:2010年4月10日(東京観光写真倶楽部撮影会)
撮影機材:フォクトレンダー BESSA R3M、NOKTON classic 40mm F1.4、APO-LANTHAR 90mm F3.5、C Biogon 21mm F4.5 ZM、Kodak 400NC