「サンライズ出雲」で、出雲へ

出雲・松江に行くなら寝台特急「サンライズ出雲」で、と決めていた。決して広々としているわけではないし、揺れもそれなりにあるのだが、個室寝台はやはり快適。 ちょうど台風4号が近付いている影響もあって天気はよくなかったが、運休相次ぐ中行けただけよかったのかもしれない。

寝台列車は「北斗星」以来。その時は「相部屋」だったが、今回は個室。個室といってもゆとりがあるわけではないが、カーテン一枚で仕切られている寝台と比べたら別世界。内装も落ち着きがあってなかなか良い。

1Fの個室は非常に低い位置にあって、窓の下端とホームの高さが同じ位置。ちょっと普段は見られない視角だ。

夜が明けてから走る伯備線は車窓の景色が素晴らしい。前半は高梁川、後半は日野川と、分水嶺を越えて川沿いを走る。時期を変えて、いつか伯備線の旅をしてみたい。

大社風の作りの出雲市駅。梅雨時に強力な台風接近とあってか、人気は少なかった。

タクシーで大社へ。大鳥居から歩きたかったのでこの橋のたもとで下ろしてもらった。

出雲大社に続く目抜き通り。両側に松が生え、古くから続く店もあって風情が残る。

一畑電車の出雲大社前駅。古い西洋建築。

大社の神域に入るとまもなく松並木の参道。清々しい。昔庶民はこの外側の道を歩いたとか。

出雲大社で結婚式があったようだ。

完全な雨天。雨が窓を打ち、しばらく宍道湖は姿を現さない。





川跡(かわと)駅で大社線から北松江線に乗り換える。料金は運転士の居るところまで行って支払うワンマンカー。

終点の松江しんじ湖温泉駅までもうすぐ。川跡駅で先頭だったのが途中「一畑口駅」で向きが変わり、最後尾になっている。

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撮影時期:
撮影機材:KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL、Vario-Sonnar DT3.5-4.5/16-80ZA