江ノ島

早朝、泊まった「恵比寿屋」さんの客室から。
「恵比寿屋」は、島にふたつある老舗旅館のうちのひとつ。大浴場からも海が眺められる。

食堂や土産物屋が軒を連ねる参道。個人的には江ノ島と聞いたらまずこの青銅の鳥居から続く参道を思い浮かべる。

参道を辺津宮（へつのみや）に上り、右に海岸線の道を行ったところ。新江ノ島水族館・片瀬江ノ島駅方面の眺め。

さらに進むと「江島神社・奥津宮」（おくつのみや）。文字どおり江ノ島の奥にある。

奥津宮から稚児ヶ淵へと下る道。天気がよければ、青い海へと下りていく感じになる。景色も雰囲気もよいが、この坂は帰りがけっこうきつい。

ごつごつとした岩場が連なる稚児ヶ淵付近。歩道はフナムシがたくさん。歩くたびにザワザワと逃げていく。

磯釣りをする人が大勢来ていた。このあたり、夕方の景色はひときわきれいだとか。

山道を歩いている途中、釣り人たちが止めたバイクのそばに猫が何匹もいた。この２匹は顔も模様もそっくりなので兄弟か親子でしょう。 この人間はエサを持っているのかな。そんな目で私を見ていた。

猫が釣果を気にするなんてことはないだろうが、釣り人が磯から戻ってきたときがチャンスなのだ。捨て猫一族はつらいよ。