浅草・水上バス
子供の頃東武電車で田舎に行くことが多かったので、浅草は懐かしい場所。とくに銀座線の改札を出て左手の地下飲食店街はまるで時間が止まっているかのようで、一歩足を踏み入れたとたんにタイムスリップしてしまう。
今回は初めて浅草に泊まった。
まだ明るさの残る夕方6時半。夜まで居たことがないのでライトアップされた雷門が新鮮に映る。すぐ左に見えるレンガ色の建物が宿泊した「ホテル雷門」。
宿で一休みして食事に出た。何度も通った伝法院通りだが、夜はまたいい雰囲気。
この手前に夕食をとったレストラン「大宮」がある。新丸ビルに出店した関係で人手が足りず、本店はカウンターのみ営業していた(2007/8/10現在)。
翌朝。雷門から仲見世を抜けるとこれまた立派な「宝蔵門」がある。
宝蔵門をくぐると左側に五重塔がそびえている。雲ひとつない快晴。
本堂。1958年に再建されたものとか。浅草寺は震災や空襲で多くを消失、後に再建された。
龍王像が建つ立派な手水舎。龍の天井絵がある。昔からそうだが、浅草は外国の観光客が多い。とくに中国からの観光客が増えているような気がした。
町の景色の中に巨大な遊具が出現する浅草。
朝から大変な暑さ。トンカツ屋の前では猫がゴロリ。
東京老舗の歓楽街、六区。映画に芝居にストリップ。ここからちょっと歩けば「かっぱ橋道具街」。
合羽橋は、言わずと知れた飲食店で使う道具の専門街。包丁・食器はもちろん、のれんやショーケース、何でも揃う。
お土産に茶碗と汁碗を買った。
かっぱ橋道具街から吾妻橋はたいした距離じゃないが、炎天下を歩いてぐったり。発着所でビールを買って喉を潤した。飲んでから気付いたのだが「隅田川ヴァイツェン」という地ビールで、これはかなり美味だった。
待つことしばし、「龍馬」という船が吾妻橋に到着。向こうの鉄橋を東武の特急列車が通過中。
熱中症になりそうだったので暑い2階から上はやめて一階へ。ここはクーラーが効いて実に快適だった。
隅田川ラインは様々な形と色をした12の橋をめぐるコース。この青い橋は清洲橋。航行中は案内のアナウンスが入る。
遠くに東京タワーが小さく見える。
浜離宮恩賜庭園に着く少し前。ビル群がきれいに見えた。
浜離宮恩賜庭園を経由して日の出桟橋到着。約40分の小さな船旅。ここから出てゆく船を見送って行程終了。
浜松町駅までは歩いて約10分ほど。
撮影時期:2007年8月10-11日
撮影機材:KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL、Vario-Sonnar DT3.5-4.5/16-80ZA